こんにちは。
今日は前回のブログでスピーカーを取り付けましたロードスターの防音デッドニング施工を紹介いたします。
今回ロードスターはスピーカーの交換もありましたが、同時に快適な車内を実現のため、不快なロードノイズ低減とオーディオがより楽しめる環境のために防音デッドニングも施工しました。
軽量構造のクーペなので、若干普段よりもアレンジして施工しました。
まずは基本となるフロアへの施工です。
内装を外して制振材を施工していきます。
今回はフロアに通常ルーフで使用する硬質特性の制振材を使用しました。
最近は他メーカーでも、同様の硬質特性の制振材が増えてきました。
ロードスターはやはり軽量が特徴なので、若干薄い制振材を固めに施工する手法としました。
効果は高いのですが、アルミの問題で施工が少々大変です。
後方まで施工していきます。
更にトランクも施工していきます。
全面に大きく施工しました。
木材はアンプの固定ベースです。
一層目に制振材を全面施工した後は、遮音材を施工します。
そして2層目にゴム系独立発泡材を全面施工としました。
ブログでは初登場ですが、去年から試験的に施工していまして、ゴム主体の単層独立発泡材です。振動吸収に優れていて比重も従来の材料より重いのでフロアへの施工に適しています。
いままでの単層発泡材は比重が少なく、断熱性能に優れるのでドアの外側のパネルや断熱を必要とする位置に使用しています。
全ては適材適所に材料・厚みを細かく貼り分けていきます。
後方も施工していきます。
ラゲッジも全面施工とします。
これでフロア~ラゲッジ、更に幌付近も防音施工としました。
そしてドアもオーディオ的な制振デッドニングに追加して防音施工も追加です。
アウター側へ施工。
防音も含むので大きく制振していきます。
更に2層目の施工。
遮音材を大きく施工します。
次にインナーのサービスホールを制振材で塞いで、更に遮音材を施工します。
これでアウターとインナーを2重施工を2回。分かりずらいですが複数施工していきます。
更に内装のクリアランスを確認しながら吸音施工。
これで完成です。
今回は追加施工で最大限に防音に特化した、ドア多重防音施工となります。
この施工は車両ごとのクリアランスや形状によっても変わるので、最終的にはお車へ最大施工できるまで施工しました。
今回はロードスターはここで完成です。
今回ロードスターはお客様と細かく打ち合わせしまして、ロードスターの良さを生かしながら、長距離ドライブも視野に入れたカスタマイズとなります。
いろいろと当店のご要望も取り入れていただきまして、ありがとうございました。
当店では施工内容や材料は常に更新していまして、なかなかブログでは紹介しきれないですが、施工内容もカスタマイズされていきます。
通常の2重施工は標準ですが、車体によっては施工をカスタマイズしているので、別途お問い合わせください。
それでは、防音施工を宜しくお願い致します。