こんにちは。
今日は先日作業しました日産ノートeパワーの紹介です。
前回までのブログでオーディオ取り付けとルーフ防音デッドニングを施工して一回納車したのですが、お客様に好評でスグにフロアの追加デッドニングとなったので連続して紹介します。
それではフロアの内装を外していきます。
内装を全部外していきます。
この車両はeパワーなので、運転席・助手席下にバッテリーシステムがあって、ココをどのぐらい攻略できるかがeパワーの防音のポイントになります。
フロアの施工なのでリアシート下まで施工します。
そして今回はお客様から、「できる限り強固な防音施工!」との指示がでましたので打ち合わせしまして防音材料は通常よりも高比重の材料を使用しました。
まずは制振材から施工していきます。
制振材はSTPを使用していますが、今回はお客様のご要望もあってフロア平面部にはより強固で厚いタイプのボンブを使用しました。
この制振材は通常のブチルゴム層に追加で樹脂?のような固い材料もある3層構造の制振材です。
高比重ともいいますが重量増にもなるので、ココはお客様と相談して決定しています。
最近ではサイレントコートにも多層構造の強化版制振材がありますので、追加料金は発生しますがグレードアップが可能です。
リアシート下まで全面施工です。
そしてノートeパワーのバッテリー下のパネルですが、ここは施工が難しいですがパネルがとても貧弱なのでがんばって施工しています。
ちょっと持ち上げて
制振材を施工していきます。
あまり厚みを持たせるとバッテリーと干渉するので要注意です。
これで制振材は完成です。
次は遮音材を施工していきます。
単層構造の独立発泡材を全面施工していきます。
この材料が250hz以上を静音化します。
全面に施工していきます。
バッテリーシステム下も遮音材の厚さを調整して適切に施工しました。
これで強化版2重施工完成です。
そして今回はなるべく静かに施工!との指示が出ていましたので吸音材も施工しました。
内装を付ける前に吸音材を全面施工です。
防音マットも考えましたが、さすがに重量面を考えると良くないなと思いまして吸音材にしました。
これでノートeパワーのフロア強化版の防音デッドニング完成です。
そしてお客様はとてもよろこんでいただきまして、この後に更に防音施工を追加いただきました。
つづく。