こんにちは。
今日は日産ステージアのロードノイズ対策のつづきです。
前回ブログでフロアを施工しまして、さらに後ろ側を施工します。
まずリアシート下。デッドニング。
標準の状態でカッチカチなコトと純正の制震材が多くあるので制震材は少なめ。その分構造を増やして効果を狙います。
遮音・防音用に単独気泡発泡シートを施工します。
更に純正の吸音材フエルトを戻して、遮音専用シートも施工しました。
シート下は少々厚みが多くても、シートが復元できるので複数構造が可能ですが、フロアは車種によっては5ミリ前後しか余裕のない車もあります。
なので薄くても効果のある構造で施工する必要があります。
当店的には理想は3層構造ですが、車両の純正の材料やパネルの構造を見ながら判断しています。
次はボンネット。
ステージアはボンネットがエンジンを覆う構造だったので、施工は有効と判断して施工となりました。
ボンネットは比較的に作業時間も早いので低価格な内容です。
純正のボンネット裏のインシュレーターという部品を外してみると、通常この状態です。
そしてSTPの推奨方法にて施工していきます。
表のパネルに効果的になるように施工します。
当店では最近は重量も気にして施工しております。
何事も適度に工夫しながら施工していきます。
遮音・防音発泡シートは全面に施工。
そして純正のインシュレーターを復元して完成。
しかしボネンットの施工に意味はあるのか?と言う声が聞こえてきそうなので参考までに。
トヨタの高級車は静かさに定評があるので一例に。
ゼロクラウンはまずボンネットにインシュレーターが付いていて、更にエンジンカバー内部にウレタン材系の吸音構造。
そしてエンジン下のカバーも全面カバーな上にカバー内部に吸音材がある内容です。
私が知らないだけで、もっと工夫してあるのでしょう。
一般の方からはバルクヘッドは?とよく問い合わせがありますが、メーカーも複数のアプローチでエンジン音低減の効果を狙っています。
当店は色々なアプローチで「静かな室内」を達成していきます。
ステージアはまだあります。
次回に。