こんにちは。
今日は先日作業しましたNワゴンの防音・断熱デッドニングのつづきです。
前回のブログでフロアからリアまで防音・断熱デッドニングを施工しましたので、つぎはルーフです。
まず天井の内装を外すとルーフのパネルが見えますが、最近の低燃費のお車なので非常に貧弱です。
ルーフの作業の場合にお客様の不満は、雨の日のトタンを雨粒が叩く不快な音です。
中には車内での会話が出来ないぐらい、うるさいそうです。
そんなトタン音とロードノイズをまとめて快適にいたします。
まずブチル系制震材を施工しますが、お車の状態を見て非常に貧弱だったので、STPの強力なボンブを使用しました。
しかしボンブを全面的に施工すると、ルーフの重量が重くなりすぎるので硬質系制震材と複合的に使用しました。
複合的に使用することでルーフの強度と重量を最適に処理いたします。
そして今回はフロアでも使用しました、防音・断熱性能のあるヒートシールドラグを使用しました。
これでロードノイズ・雨音・トタン音の防音も処理できますが、ルーフは特に断熱の効果が大きく確認できます。
主にはオートエアコンの設定温度が変わるので、お客様いわくスグに分かるそうですが、夏は天井は日傘のような存在なので断熱することで冷房の効果が向上します。
そしてドアを全部防音処理としました。
ドアをまず制震デッドニングしました。
今回は一緒にスピーカーも取り付けました。
そこから独立発泡層シートで防音・吸音処理を施工しました。
少しきりぬいている場所は内装の凹凸に合わせます。
そして今回は新車というコトもありまして、ナビゲーションや
セキュリティーGrgoも取り付けました。
これで色々と完成しました。
小さな車ではありますが、静粛性は並みの5ナンバーより良いでしょう。
軽自動車は車体の軽量や強度の内容から、効果が大きくでる車両です。
最近はコンパクトのお車をよく施工しますが、日本にはあまりないコンパクトで上質な車に近づく施工内容だと思います。
今回の断熱施工は色の濃い車にオススメです。