こんにちは。
今日は先日作業しましたボルボV40の防音施工のつづきになります。
前回の施行ではフロア~ラゲッジ・リアタイヤハウスを防音施工しましたが、今回はドア・フロントタイヤハウスの防音施工になります。
まずドアです。
ボルボV40は国産車とは少々構造が異なるので施工も若干変化します。
サービスホールの無い形状。最近はベンツもこの形状でリベット止めの車両が増えています。
少々制振してから遮音材を施工します。
オーディオの施工と違い、音の侵入を軽減するために施工するので制振デッドニングとは施工が異なります。
クリアランスが多くは無いので色々施工しても内装が復元できなくなります。
次はドアトリム・内装に吸音材を施工します。
以外にも吸音材はいっさい無いので施工していきます。
まずは少々制振材施工。
次は吸音材を施工します。
大きく全面施工とします。
吸音材はウレタン系発泡材を使用。
この施工を順次各ドアに施工します。
リアドアも施工。
内装には遮音・吸音構造は皆無です。
リアドアにも吸音材を施工して完成です。
次はフロントタイヤハウスです。
フロントインナーライナーを外します。
繊維系素材のインナーライナーなので清掃して吸音材を施工します。
大きく施工します。
部分的にはボディとのクリアランスの関係で施工できない箇所もあります。
次は車体側です。
欧州車はタイヤハウスのカバーが大きいので施工面積が多く施工出来て効果が高いです。
まずは制振材を施工します。
ブチル・アルミ複合材の材料でタイヤからの低周波ノイズを低減させます。
遮音材と吸音材を施工します。
これでフロントタイヤハウスへの施工も完成です。
今回はフロア・リアタイヤハス・ラゲッジ・フロントタイヤハウス・ドア4カ所と多くの面積を施工しました。
当店では不思議とボルボV40の施工が多いです。
欧州車の中でも得意な車両になりました。
それでは引き続き防音デッドニングご検討、宜しくお願い致します。