こんにちは。
今日は先日作業しました50系プリウスの紹介です。
今回プリウスはロードノイズ低減のため、フロアの防音デッドニングを施工しました。
50系プリウスからは新型プラットホームTNGAになり静粛性が大きく向上しましたが、今回は静かなプリウスを更に静かにするために施工していきます。
では作業スタート。
まず内装を外していきます。
事前にフエルト吸音材があり、今までのトヨタ車としては静粛性が高い内容です。
以前のプリウスよりもフロアパネルもガッチリしていて相当静かなんだろうな~と言った印象。
この内容になれば軽自動車のようには安易に大きな効果ばかりではないと思いますが、純正の状態を低減することが目的です。
同じ施工でも目減りする騒音は車両により変化します。
防音施工では静かな車両ほど大きく防音レベルを向上することが難しくなってくるので、施工材料を向上させたりと変化を持たせることも多くなってきております。
今回まずはフロアをしっかり施工していきます。
まず1層目の素材に制振材を施工していきます。
手前に見える物体はHVシステムのバッテリーシステム。
大きくフロアパネルに施工していきます。
ブチル・アルミの複合材の制振材を施工します。
この材料で250Hz以下の低音を防音します。
次は2層目の遮音材です。
フロア全体に施工します。
この遮音材は単層構造の独立発泡材で伸縮性があるので凹凸にも追随して接着します。
その材料で250Hz以上の中高域を防音します。
これで標準の2重施工完成です。
そしてスペースもあったので3層目に防音マットも仕込みました。
純正のフエルト材の上に設置して完成です。
フロア全体に設置しました。
後は細部の吸音施工。
ダッシュ下のアンダーカバーに
吸音材施工。
キックサイドカウル。
吸音材施工。
グローブBOX裏
吸音材施工。
と細かな部分に吸音材を施工しました。
これでプリウスのフロア防音デッドニング+吸音施工完成です。
プリウスはフロアは元々に静かなので、ルーフやドアから施工しることもオススメです。
それでは引き続き防音デッドニングを宜しくお願い致します。